(東京支部HPより転載させていただきました)
事務局 広芝 伸治
来賓として、奈良高校より前田校長、寶相華会本部より瀬川会長(高43)、谷井副会長兼大阪支部長(高46)のお二人にご列席頂きました。
出席者は昨年とほぼ同じ70名(来賓除く)で、卒年の年代別では、昭和30年代の方が11名、40年代が最も多く23名、50年代が16名、60年代以降が20名と幅広い年代の方が参加されました。今回初めて参加された方が10名おられました。
支部総会・懇親会の様子を写真に撮っておりますが、閲覧(ダウンロードも可)をご希望の方は下記メールアドレスまでお名前と卒年をご連絡ください。URL等必要な情報をお知らせします。
第1部概要(15:30~16:15)
谷口副支部長(s52卒)の司会で始まり、冒頭に逝去された6名の方のご冥福を参加者全員でお祈りした後、阪本支部長(s43卒)の挨拶に続き、2023年度の活動及び会計報告と2024年度の活動計画等の審議を行い、満場一致で可決・承認されました。(2024年度の活動計画はこちら)
2024年の計画では新しい取り組みとして昨年から若手中心で活動が始まった勉強会/啓発活動への支援が盛り込まれました。
来賓の前田校長からは、昨年度の生徒の活動状況や大学進学の状況等多岐に渡る説明を頂きました。(このあたりの情報は奈良高校HPの「校長室の窓から」に記載されています)
瀬川寶相華会会長からは寶相華会本部の活動状況についてお話をいただき、最後に奈良高校創立100周年に併せて出版された「新たな経験からの出発ー1967-1969 奈良高校生徒会活動の記録」について出版に至った背景や出版までの活動などについて岡本さん(s43卒)からお話がありました。 (書籍の購入はこちら)
第2部概要(16:30~17:40)
俵頭さん(s57卒)の司会で書家・現代アーティストの滝沢汀さん(s57卒)「書と人ー現代人にとって書とは」と題しする講演と実演が行われました。
今回は講演を一方的に聴くのではなく、司会者と講演者が対談の形で話を進め、対談の合間に実演を交えるという形で進められた。司会者と講演者が同期の卒業という事もあり、高校時代のクラブ活動の話から書道との出会、大学卒業後の色々な取り組みなどがお二人の会話を通して自然な流れの中で紹介された。
古代中国や日本の有名な方の書についてのお話も楽しく聞かせて頂き、『書』が文字として単に言葉を伝える道具から文字を通して書き手の思いを表現する芸術(アート)に進化してきた事、『書』はうまく書くよりも心を込めて書くことが重要であることが多少ではあるが理解できたように思う。
最後に実演について紹介する。講師が書を描いている姿と作品が出来上がる過程をスマートフォンで撮影し、それをプロジェクタでスクリーンに表示することによって参加者は実演の過程を見ることができるような仕組みが提供された。今回は高校の校歌の歌に合わせて歌詞を書に表す事と、参加者から「思い」のある言葉とその背景を聞きその字を書に表すという2つの実演が行われた。参加者その思いを語り、講演者が書に表すという講演者と参加者が一体になった素晴らしい時間だったと思う。
第3部概要(17:50~19:30)
来賓や講演者の方々も参加された懇親会は中安(高平11)さんの司会で始まりました。
顧問の阿部さん(s31卒)の音頭での乾杯のあと、それぞれにお酒や食事を取りながら、旧交を温め、また世代の異なる会員との交流を持ちました。
途中、来賓の谷井副会長兼大阪支部長の挨拶の他、昨年から始まった若手中心の活動の紹介など複数の方がマイク片手に挨拶をされる姿が印象に残りました。
第3部から飛び込みで参加された方を含め最初から盛り上がり、例年通り 同期の方同士の島、若手と年配の方が話されている場面、校長先生や講演者を囲んでの会話等々多くの会話が交わされていましたが、若い方が増加して徐々に懇親会での話題も変わってきているように感じます。年代を越えて横と縦の繋がりが生まれるこういう機会を大切にしたいものです。
今年も締めは校歌合唱でした。私も声を張り上げて歌いました。
皆さん、お疲れさまでした。そして楽しいひと時を有難うございました。
事務局より
東京支部総会は毎年、11月の第2土曜日に開催する決まりとなっていますので、
来年は令和7年11月8日(土)の開催となります。是非参加いただき、一緒に楽しい時間を過ごしましょう!