会長挨拶

宝相華会会長に就任して

瀬川雅数(昭和43年卒)

寶相華会会長 瀬川雅数

 平成28年3月の宝相華会役員会で小山新造会長の後任に承認されました。4月の宝相華会総会で会長就任が承認されたのを機会に同窓会について調べた。同窓会は昭和4年に奈良中学卒業生が同窓会を設立したのが始まりである。爾来88年が過ぎようとしている。同窓会会員も今や三万六千人を超えている。同窓会会長としては私が11代目となる。私が高校を卒業したのは昭和43年である。現在の春日野荘がある場所にあった旧校舎で入学式が行われ、卒業式は今ある新校舎で挙行された。新校舎への移転に伴い、机や椅子を旧校舎から新校舎へと運んだのも私たち学年である。旧校舎と新校舎の二つの学び舎で高校時代を過ごしたのは私の学年と前後三学年と思う。旧校舎と言っても今では知る人は少ないだろう。旧校舎は一条通りに面した木造2階建ての本館とその北側に鉄筋の講堂、そして武道館があった。しかし、体育館はなく、代わりに天井の低い木造の建物を雨天の体育に使っていた。入学式は薄暗いが重々しい雰囲気の講堂で行われた記憶がある。
 高校生活の思い出としてクラブ以外で鮮明に残っている記憶はない。味気ない高校生活のようだが、充実したものであった。夏の暑い時も、冬の寒い時期もひたすら走っていた。結局、高校時代に得られたものは共にクラブをした友人達である。卒業してからも、クラブの友人達が集いあう会は今でも欠かすことなく毎年続いている。
 高校卒業後は学年の同窓会への参加もせず、宝相華会の総会にもご無沙汰していたのは恥ずかしい限りである。宝相華会総会を行う幹事学年の折も積極的に参加するのでなく、学年幹事に任せっきりであった。そのような私が同窓会の会長をお引き受けするようになったのは、人生の不思議という他はない。これを機会に宝相華会に集う先輩・後輩から多くのことを学ばせていただこうと思っている。
 同窓会は同窓の先輩・後輩が集い、親睦や懇親を通して交流を深める場を提供する意味合いと、現役高校生を後援・支援する組織としての意味合いがあると思う。どちらもバランスよく行うことが要求される。 
 現在、宝相華会が直面する課題は宝相華会総会を盛会にすることと現役への支援策である。例年の総会参加者は宝相華会役員関係者と幹事学年に限定されているようである。学年を越えた多くの同窓生が総会に参加するように智慧を出せればと思う。一方、現役の生徒にもグローバル化の波が押し寄せており、外国との生徒間交流が積極的に行われている。このような現状をふまえ、同窓会として現役の高校生に支援できる方策を考える必要があると思う。しかし、現役への支援は継続性が重要であり、解決しなければならない問題も多い。さらに、大きな問題がある。現在ある校舎が設立から五十年以上を経過しており、耐震性に問題があることから、現在ある佐保から平城への移転問題である。このような多くの課題を背負っての会長就任となった。私自身は宝相華会のために努力する所存ですが、宝相華会のさらなる発展のためには会員各位のより一層のご指導、ご鞭撻を賜らなければなりません。皆様方のご支援・ご協力を得て宝相華会を次の世代へ引き渡せればと思っています。

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