奈良高校卒業後、慶應義塾大学法学部入学。
1981年、株式会社「フジテレビジョン」に入社。
『南極物語』で製作デスク。 『チ・ン・ピ・ラ』などで製作補。
1987年、 『私をスキーに連れてって』でプロデューサーデビューし、ホイチョイムービー3部作 『彼女が水着にきがえたら』 『波の数だけ抱きしめて』など、きら星のごとく日本映画の名作・傑作をプロデュースされました。1987年12月、邦画と洋画を交互に公開する劇場「シネスイッチ銀座」を設立され、映画 『木村家の人びと』を皮切りに7本の邦画の製作と、 『ニュー・シネマ・パラダイス』などの単館ヒット作を世に送り出されました。
また、自らの体験談を映画化した 『病院へ行こう』 『病は気から〜病院へ行こう2』を製作。
更に、岩井俊二監督の深夜ドラマを見たのをきっかけに映画の企画を持ちかけ、 『Love Letter』以後 『スワロウテイル』などのプロデュースにも携わられました。
『リング』 『らせん』などのメジャー作品から、カンヌ国際映画祭コンペティション監督賞を受賞したエドワード・ヤン監督の 『ヤンヤン夏の想い出』、短編プロジェクトの 『Jam Films』シリーズをはじめ、数多くの映画製作を手がけられ、近年にはベルリン映画祭カリガリ賞・国際批評家連盟賞を受賞した園子温監督の 『愛のむきだし』、ドキュメンタリー映画 『SOUL RED松田優作』などがあり、まさに日本映画の現代史の本道を歩まれてきました。
フジテレビは平成30年末で退職、H31年現在、日本映画放送（株）の映画プロデューサー。イタリア中国合作映画に参加し9月から撮影に入られるとのことです。