令和元年7月19日、18:00より、シェラトン都ホテル大阪において第46回宝相華会大阪支部総会・懇親会が開催されました。
中野善久奈良高校校長、瀬川雅数宝相華会会長はじめ6名の来賓を含む145名の皆様の参加を得て、総会・懇親会を盛会のうちに終えることができ、ご来賓の皆様はじめ宝相華会大阪支部の役員・会員の皆様のご協力・ご支援に感謝申し上げます。53年卒の常任幹事や同期の同窓生の皆様には、総会・懇親会の当日の司会や受付などにおいて、大変お世話になりました。重ねてお礼申し上げます。
橋本武一支部長から、桜井聖林寺等への散策をはじめ、総会での懐かしき恩師の催しなど、大阪支部の活動について紹介がありました。
続いて、瀬川雅数宝相華会会長から、会員相互の交流を進めるためにリニューアルした宝相華会のホームページを積極的に活用していくことや、宝相華会の特別会計で奈良高校教育推進基金を立ち上げ、現役の奈良高校生の支援を行っていくことが報告されました。
本年度奈良高校に赴任された中野善久校長からは、16年目を迎えるスーパーサイエンスハイスクールの取り組みなど、奈良高校の直近の様子を紹介していただきました。
その後総会では、「新役員の紹介」、平成30年度の「事業報告」、「決算報告」、「会計監査報告」、令和元年度の「事業計画」が提案され、満場一致で承認されました。
今年の「懐かしき恩師」は、80歳を過ぎても農業をしながら、地域で生涯を通じて健康な生活を送れるよう講演活動をなさっている永田先生。 永田先生は昭和40年から54年まで奈良高校で教鞭を執られたので、この日の総会では担任やバレーボール部の顧問、保健体育の授業など永田先生にはいろんな形でお世話になったという同窓生が多くありました。直接つながりがなくても、同じ時間、同じ空間を一緒に過ごした恩師と語る思い出は尽きないようでした。
永田先生の専門は保健体育科。青年教師時代は、バレーボールの選手として,活躍されたこともあり,バレーボールや体育の指導にも取り組まれましたが、昭和50年頃から本格的に取り組まれたのが保健の授業の研究や指導でした。健康の保持増進や身体の年齢的変化、なかでも思春期の性に関する指導については、研究発表や講演をされています。
講演で永田先生は、加齢に対して、今までのように「アンチエイジング」とネガティブに対応するのではなく、「加齢そのものは素晴らしい」と受け入れ、高齢期を知識・人脈などの積み重ねによって、知的に成熟する人生の発展=スマートエイジングととらえていくことが大切と述べられました。
また加齢は防ぐことはできないが,老化は防ぐことができるとその対処法を説明されました。時に冗談を交えながらの永田先生のお話は、昔懐かしい保健の授業を思い起させる楽しいものでした。貴重なお話ありがとうございました。
盛り上がった総会
総合3期の世代から昭和60年卒業の世代までの同窓生が参加した懇親会では、昭和52年卒製作の今年度の思い出DVDの上映や39年卒のコール宝相華の有志の皆様による「花は咲く」の復興支援ソングと「乾杯」の合唱などがあり、同期はもちろん先輩・後輩の同窓生との交流で盛り上がりました。
会員の皆様本当にありがとうございました。